斎藤公子さんと田中昌人さんの対談から

(斎藤)バランスと調整力の土台が0歳児の後期の保育でつくられると思うのです。
(斎藤)そのためには、日常にそういう活動の場を保障していませんとね。
ひろい床で、斜面もあって、段差もあったり、四方八方の子どもの背丈で見える。
低い視線で自分を誘うものがある。だから意欲がそっちへ向く。
それで動こうとする。だから園舎は前にふさがるものがないところ、
必ず見通しがきいて、外に出られる。
外に出れば四方八方に自分をさそうもの。
美しい花とか、水遊び場とか、そういうものがある。
そうすると自分で、そっちへ行きたいという意欲がでてきます。
(田中)自分から内容のあるものを正面にとらえていく。
つまり、向きをかえて世界をさまざまな角度からいっぱい、存分にとりいれていくのですね。
(斎藤)そう。そういう内容のある拡がりの場所が必要です。